京都には数多くの桜の名所があります。
そのうちの1つが『平安神宮』です!
この平安神宮は桜でも有名であり、桜が咲く季節には様々なイベントも行われる予定です。
本記事では、「平安神宮の桜の見どころ」や2023年に開催予定のイベントやライトアップ情報について紹介します!
ぜひ、桜が咲く季節に訪れてみて下さい!
平安神宮の桜の見どころは何?
京都には数多くの桜の名所がありますが、「平安神宮の桜の見どころ」について紹介します。
見どころのポイントは以下です。
・美しい広大な神苑と桜
・名作文学にも登場する「八重紅シダレザクラ」
・期間限定の桜と楽しめるイベント
平安神宮では約20種類・300本の桜が咲き誇ります。
八重紅シダレザクラ、ソメイヨシノ、彼岸桜、山桜、里桜、鬱金桜などの様々な種類が楽しめます。
そのほとんどが神苑に植えられています。
社殿を取り囲むように東西南北の四つの神苑があり、約1万坪もの敷地です。
神苑は数多くの名園を手がけた小川治兵衛によって20年ものさいげつをかけて作庭されました。
その半数の150本は「八重紅シダレザクラ」です。
開花時期が他の種類の桜に比べたら遅く、見頃は4月中旬頃です。
広大で見事な日本庭園と共に満開の「八重紅シダレザクラ」が楽しめます。
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中でも南神苑の「八重紅シダレザクラ」が見事だといわれています。
これは川端康成の「古都」にでてきます。
他に谷崎潤一郎の「細雪」にも桜の様子が表現されています。
平安神宮の桜は数多くの日本を代表する文豪たちに愛されてました。
平安神宮2023年の桜の時期のイベントは?
桜が見どころになる時期だけのイベントを紹介します。
期間限定で夜桜コンサートや茶会、桜のライトアップや桜みくじなどが行われます。
平安神宮の大鳥居と桜を舟からみることができたりもします。
「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」
夜桜と共にアーティストを迎えたコンサートが、4年ぶりに開催されます。
東神苑に建つ迎賓館(尚美館)の特設ステージが会場です。
社殿、神苑の紅シダレザクラがライトアップされます。
平安神宮の桜がライトアップされて、夜桜が見れるのはこの5日間のみです。
2023年4月5日(水)〜4月9日(日)
1回目 18時40分〜19時20分、2回目 19時50分〜20時30分
チケットなどの詳細はHPでチェックしてくださいね。
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「観桜茶会」
平安神宮、西神苑の茶室「澄神亭(ちょうしんてい)」にて、茶会が開催されます。
美しい神苑で、紅シダレザクラを愛でながら、お茶を楽しめます。
【期間】3月26日、30日〜4月9日
【時間】9時〜16時
【料金】1000円 ※神苑拝観料が別途600円必要
「桜みくじ」
桜の時期だけ登場するこの「桜(はな)みくじ」。
桜にちなんで「つぼみ」「三分咲き」「満開」、、、、ピンク色の紙に運勢が書かれています。
近くに、そのおみくじのための結び木が用意されています。
そこに結ぶとまるで桜の木のようになっていくのがみれます。
【期間】3月下旬〜4月中旬
【初穂料】300円
「岡崎さくらわかば回廊十石舟めぐり」
平安神宮の象徴の大鳥居のすぐそばに岡崎疏水が流れています。
桜の季節に合わせて、この疏水で舟が運航されます。
大鳥居と満開の桜のコラボレーションを舟に乗りながら見ることができます。
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3月下旬〜始まります。
混雑が予想されるので、事前に予約するか、朝早くに行くことをおすすめします。
「京都府旅行業協同組合」(TEL 075-321-7696)で詳細はチェックしてくださいね。
平安神宮の基本情報
平安神宮の基本情報を記します。
【住所】 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
【電話】 075-761-0221
【拝観時間】 境内:6時〜18時、神苑:8時30分〜17時30分
【拝観料】 境内:無料、神苑:大人600円、子供300円
【アクセス】 市バス5・100 「岡崎公園美術館平安神宮前」、地下鉄「東山」徒歩10分
まとめ
京都のほぼ真ん中にあり、シンボル的になっている平安神宮。
広大な敷地の至る所で桜が咲き乱れます。
文豪たちが愛した有名な「八重シダレザクラ」のほとんどは神苑の中にあり、満開の季節になると、神苑の外にも溢れるように咲きます。
特に西の回廊を入ってすぐの南神苑は圧巻です。
神苑の中の日本庭園と共にこの特別な「八重シダレザクラ」を堪能して見てください。
「八重シダレザクラ」は開花の時期が遅めです。
ソメイヨシノが散り始めた頃に満開を迎えます。
開花時期の違う桜が順に咲いていく平安神宮では長期に渡って桜を楽しめます。
桜と関連したイベントも盛りだくさんなので是非、平安神宮で春の気分を楽しんでくださいね。