神奈川県横浜市にある三溪園は、実業家であった原 三溪によって、明治39年に公開された広大な庭園です。
横浜では桜や紅葉の名所として知られていて、シーズンになるといつも多くの人で賑わいます。
三渓園には各地から移築された重要文化財がいくつもあり、貴重な建物を見学することができます。
また、秋は紅葉したモミジやイチョウ、秋の花であるハギやヒガンバナなどが美しく、風情ある建物と一緒に秋らしい風景を満喫することができます。
まだ日が沈む前の少し明るい時間帯に訪れることで、昼と夜、まったく違う紅葉の景色を楽しむことができます。
三渓園の紅葉に加えてライトアップも楽しめます!
本記事では三渓園紅葉ライトアップ2022はいつからなのか?
またアクセス方法や見どころも紹介します!
三渓園紅葉ライトアップ2022はいつ開催される?
三渓園の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月中旬となっています。
その中で、2022年は下記日程で紅葉のライトアップが開催される予定です。
■11月23日(水・祝)~12月11日(日)の金・土・日曜日、祝日です。
時間は下記の通りです。
時間:18時から20時(最終入園19時30分)
※悪天候などの場合は閉園する日もありますので、お出かけの際は、HPを確認ください。
なお、入園料金として以下の料金が発生します。
入園料金:大人(高校生以上)700円 小中学生200円 横浜市内在住65歳以上200円
三渓園紅葉ライトアップ2022の開催場所へのアクセス方法は?
三渓園の住所は下記の通りです。
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
■公共交通機関の場合
各JR線の駅からバスで移動します。
主要なJRの駅からバスが出ています。
ここでは、横浜駅、根岸駅、桜木町駅からのバスを紹介します。
■横浜駅出発の場合
東口2番乗り場 市バス8・168系統で約40分
ぶらり三溪園BUS(土日祝日限定で運行)約36分
■根岸駅出発の場合
1番乗り場 市バス58・101系統で約10分 本牧下車徒歩10分
■桜木町駅出発の場合
2番乗り場から市バス8系統で約28分
ぶらり三溪園BUS(土日祝日限定で運行)約26分
■自動車の場合
東京方面からの来る場合は本牧ふ頭ICから7分ほどで到着します。
駐車場はありますが、駐車料金が発生します。
駐車場:最初の2時間500円以降30分毎100円 当日最大1,000円
三渓園紅葉ライトアップ2022の見どころは?
横浜市中区本牧にある三溪園は、広大な敷地の中に、17棟もの古い建築があり、その中には重要文化財に指定されている建物もあります。
創設者・原三溪の邸宅だった「内苑」と、開園当時から一般公開されていた「外苑」の両方で美しい紅葉を見ることができます。
正面入り口から入って、まず楽しみたいのが、大池と呼ばれる大きな池と三重塔(さんじゅうのとう)の景色。
こちらは、三渓園を代表する景観です。
続いて、三渓記念館にも行ってみましょう。こちらでは三溪園の創設者である原三溪に関する展示や、美術工芸品などが展示されています。
そして、紅葉が美しい聴秋閣(ちょうしゅうかく)と呼ばれる重要文化財の建物奥の遊歩道へと進みます。
こちらは美しい紅葉の風景を見ることができるスポットとして知られています。
彩られた木々と風情ある建物が素晴らしく、秋らしさいっぱいの風景を作り出しています。
また、旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅうてんずいじじゅとうおおいどう)裏も美しい紅葉を見ることができるスポットです。
原三溪が内苑に移築した最初の古い建築であるこちらの建物も重要文化財となっています。
古い建築物と色づいた木々を光で照らし、幽玄な世界観が楽しめる夜間の紅葉ライトアップは、昼間とまた違った素晴らしい風景を観賞することができます。
昨年2021年の情報ですが、参考に紹介します。
横浜市にある日本庭園「三渓園」では、見頃を迎えた紅葉のライトアップが行われ、訪れた人を楽しませています。
三渓園は100年以上前に移築された日本庭園で、四季折々の景色を楽しむことができ国の名勝にも指定されています。https://t.co/MtcaXFKXmU#nhk_video pic.twitter.com/ENKz96qt1q— NHKニュース (@nhk_news) December 6, 2021
三渓園の建造物のご紹介
三渓園の建造物の中でも重要文化財にも指定されている建物をご紹介します。
■旧燈明寺三重塔 (きゅうとうみょうじさんじゅうのとう)
三渓園で最も古い建物が、旧燈明寺三重塔です。
少し高い丘にある三重塔は、三溪園を代表する建物でもあります。
他の建物からもこの三重塔がよく見えるよう配置されているそうです。
■旧矢箆原家住宅 (きゅうやのはらけじゅうたく)
合掌造りの民家である旧矢箆原家住宅 は、飛騨白川郷から1960年に移築されました。
飛騨地方の当時使われていた民具などが展示されており、囲炉裏も焚かれています。
当時の白川郷の暮らしぶりを知ることができます。
■聴秋閣(ちょうしゅうかく)
京都二条城内に建てられた建物で、のちに家光から春日局に与えられたといわれる建物が聴秋閣(ちょうしゅうかく)です。
三渓園への移築前は三笠閣と呼ばれていました。
特に秋には、紅葉を愛でることができる風情ある建物です。
まとめ
三渓園紅葉ライトアップ2022について紹介しました。
紅葉のライトアップは2022年11月23日(水・祝)から開始し、12月11日(日)までの金・土・日曜日、祝日です。
アクセスはバスか車でも行くことができます。
四季それぞれに楽しめる三渓園ですが、特に秋の紅葉する時期は風情があり、おすすめのスポットです。
色鮮やかな紅葉と古い建築物が調和している風景は、日本の秋を満喫させてくれます。
ライトで照らし出された夜の紅葉もまた素晴らしいものです。ぜひ、紅葉ライトアップ開催期間に、横浜の三渓園を訪れて日本の秋を堪能してみては。
横浜三渓園紅葉ライトアップ2022を見に訪れて秋の三渓園を存分に楽しもう!